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先月、イタリアのクリスマスシーズンには、人々はプレゼントを買いに走り、ディナーに燃え、狂乱状態になるという話をした。そこで、今回はその狂乱の後のお話。 |
| ■ 大晦日〜年明けのイタリアは日本ほどのお祭りムードはない。前回も触れたように、長期休暇の取れるリッチ層は、山へスキー、暖かい南の島へ避寒、のんびりとクルージングなど旅行に出かけ、街に残る人は、大晦日には年越しパーティなど、何かしらのイベントに参加すべく奔走する。大晦日には友人とプライベートでパーティを開く人も多いし、オールナイトイベントのあるクラブなどに繰り出す人もいる。また街の広場で開かれる無料ライブイベントなどに参加する人もいる。0時になるとスプマンテをあけて乾杯し、花火が打ち上げられる。 |
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| また、個人的に爆竹をならす輩は必ずいるが、今年は取締りがさらに厳しくなり、大晦日前にかなり手入れが入った様子(とはいえ、実際のところは結構激しくやっていたようだが)。ちなみにアルコールに関しても、午後2時以降販売禁止の取締りが厳しくなっており、どんどん羽目を外せなくなっているのがイタリアの現状である。またミラノに関しては、いつもドゥオモ広場でライブイベントが行われていたが、今年はテロの心配だとかで開催されず、スクリーンだけが設けられるというなんだかお粗末な状態。ローマやリミニでは大掛かりなイベントをやったというのに、ちょっとなさけなくはあるまいか? |
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一方、年が明けると元旦はみんな前日の疲れのせいかだらだらと過ごすが、日本のようにテレビの正月番組が充実しているわけではなく、テレビ局も働きたくないのか映画ばかり(それも古い)。することのない人たちは、正月映画(大抵、この時期はお約束としてくだらないお笑いイタリア映画が何本か公開される)を見に行くので、この時期の映画館は常に満席だ。または街の中心にこの時期だけ立つ特設市を覗く人たちや、ドゥオモ広場やスフォルツェスコ城などで、子供向けのイベントなどに顔をだすファミリーも。
ちなみに今年は、ドゥオモ広場には子供たちが絵や工作など体験創作ができるテントが、スフォルツェスコ城にはミニ人工スキー場が開設され、話題になっていた。
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そして基本的には2日から仕事初め。上記のようなリッチ層には、6日のエピファニア(通称ベファーナ)があけてから仕事復活という人もいるが。さて、このエピファニアというのは宗教上では“キリストが生誕12日後に異邦人に対してご公言をした日”であるが、現実には子供のお祭りとして知られており、ベファーナという魔女がよい子にはプレゼント、悪い子には炭を靴下の中に入れてくれるといわれている。よって子供たちはクリスマスに続いてプレゼントをもらい、よい子も悪い子も炭の形をした砂糖菓子を食べるのである。
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実際のところはこの日が正月明けのような感じで、ミラノの場合、ベファーナ明けの7日からセールが始まるということもあり、この日から街にぐんと活気が戻る。このところの不景気で、人々は普段は我慢に我慢を重ね、セールを心待ちにしているので、ここ数年のセールの盛り上がりぶりは大変なものである。かつて円が強かった頃、一流ブランドショップの前にオープン前から日本人の列ができた時代があったが、いまやセールでは、モンテナポレオーネ通りの各所に早朝から列を作るイタリア人達が。
時代は変わった・・・。
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| text by Carmella ACTUS MILANO 市内特派員 05. January. 2008 |
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