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「ファッションの街・ミラノ」ミラノにはまたコレクションシーズンがやってきた。今度はレディース・・・結局のところ、コレクションといわれるものは年4回あるので、ファッション関係者は始終半年先のことばかりを考えているのである。
今年のレディースコレクションは9月21日から28日、例によってファッションショーや展示会やイベントなど、2008年春夏シーズンの新コレクション発表が行われた。今回はレディースコレクションゆえ、盛り上がり方はメンズコレクション時期以上。街はいっそうファッションヴィクティムたちに溢れ、ミラノが久々に「ファッションの街」たる威厳をアピールしていた。
さて今回も、イベントやショップオープンなどでは、かなり大きなニュースが飛び交った。今回目立ったのが、ファッションをテーマにしたいくつかのアート展で、いずれもコレクションシーズンにオープニング。まずは、“パンクの女王”の異名をとり、ファッションシーンにロックテイストを盛り込んでカリスマ的人気を誇る、イギリス人女性デザイナーのヴィヴィアン・ウエストウッドのこれまでの偉業が、ミラノのパラッツォ・レアーレにて展覧会に。これは2004年からロンドンのビクトリア&アルバート博物館を皮切りに全世界を回ってきた展覧会だが、とうとうミラノにやってきた次第。
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コレクション期間中の24日にはパーティも開かれて、世界中のファッション関係者が大いに盛り上がった。ちなみにこの展覧会は来年の1月20日まで開催される。また、同じくパラッツォ・レアーレで、ジャンパオロ・バルビエリとデビッド・ラシャペルという2人のファッションフォトグラファーの写真展も開催されている。これらの開催は11月25日まで。
さて、ファッションウィークには必ずブランドショップがニューオープンするのも常だが、今年もご多分に漏れず、たくさんのショップが誕生した。まずは世界のファッショニスタたちからカリスマ的人気ブランドとしてあがめられている「マルタン・マルジェラ」の初のミラノショップがスピガ通りに誕生。多くのセレクトショップで取り扱われてはいたが、なぜかミラノにはオンリーショップがなかったので、まさに待望のオープンだ。同じスピガ通りには、「ブルマリン」と「モスキーノ」もショップをリニューアルした。またイタリアではかなりの人気の「Dスクエア」の新ショップが、ヴェッリ通りに本格的にオープン。メンズコレクション期間中に一度先行オープンしていた店が公式にグランドオープンとなった。
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また、最近新ショップのオープンが続くサントスピリト通りにモダンでフェミニンなデザインで人気上昇中の「マローニ」のショップが新登場。さらに、サンタンドレア通りにはフェミニンなレディスシューズの「カサデイ」が移転リニューアルオープンしたり、ウエスタンテイストのブーツが得意な「ブッテロ」がガリバルディ通りにイタリア初のオンリーショップをオープン、さらにポルタティネーゼ通りにはカジュアルで楽しいデザインの靴ブランド「フォルナリーナ」がリニューアルオープンするなど、靴ブランドのデビューも目立った。ちなみにこれはミラノコレクションの前に、MICAMという靴の国際展示会があることも関係している。
実のところ、今年のミラノファッションウィークは、ショーのスケジュールが通常の年よりかなりタイトだったために、2時間近く遅れるというシーンもあって、連日終わりが深夜になったうえ、メインのショーがある3日間は大雨が続き、ファッション業界の人間には辛い1週間となった。それだけではなく、ショーに移動する人たちが引き起こすひどい交通渋滞やタクシー不足でとばっちりを食うミラノの普通の市民たちにとっても、実は迷惑な一週間でもあるのだが、喧騒の去った後、見どころ大の展示会や新ショップを落ち着いて回るのが、ミラネーゼのせめてもの楽しみとなることだろう。
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| text by Carmella ACTUS MILANO 市内特派員 05. October. 2007 |
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