ACTUS(アクタス)

Scandinavian
Another
Story

01

ALDUSテーブルとの
出会い

DINING TABLE

ALDUS(アルダス)というテーブルに出会ったのは2016年ごろ。
その時はまだ名前はなく、SKAGERAK〈スカゲラック〉というデンマークのファニチャーブランドで、ミーティング用のテーブルとして使われていました。シンプルだけど優美な佇まいに一目で惚れて、SKAGERAKのオーナーのジェスパーに「だれがデザインしたの?」と聞くと、「クリス・ハーストロムが、デザインしてくれたんだ」と親しいデザイナーの名前が。
それ以来ジェスパーには「絶対商品化したほうが良いよ」と直談判していました。クリスにも会う度に、「あのテーブル良いよねぇ」と言っていたような。

それから少し時間が経った、2019年5月。NHKの「世界は欲しいものにあふれている」という番組に出演するためのロケを兼ねてデンマークを訪れ、撮影クルーの皆さんとSKAGERAKを訪れた際にお店の中にそっと置かれていたのがこのテーブル。
「商品化したんだよ」とジャスパーが笑顔で声をかけてくれました。
私には事前に知らせずにしておいて、ちょっとしたサプライズのつもりだったようです。
その場にいたデザイナーのクリスが、「私の子供の名前を商品名にしたのよ」と。
レッグのデザインは、日本文化が好きなクリスが日本で旅館に泊まった時に見た、浴衣をかける衣紋掛けからヒントを得たのだとか。

凛とした存在感があって、大きなレッグのアーチや緩やかな天板のカーブが印象的な包容力のあるデザインは、テーブルとして空間の主役になりつつも、様々な椅子を仲間として家族として受け入れてくれそうです。

「“3 years dream come true” 少し大げさだけど、“3年越しの夢がかなったよ”」
そんなことを私が伝えると、ジェスパーもクリスもとてもうれしそうに微笑んでくれたのをよく覚えています。

 

text by Nogu
アクタスのバイヤーがつぶやく北欧アナザーストーリー