good eighty %なもの／植物

昨日までは蕾だったのが翌日には花が開いたり、夏は力強くピンとしていたのに冬はシュンとしたり。植物って目に見える部分の変化がたくさんあるし、「未完成なもの」「常に80%なもの」だと思う。

完成、未完成などとくに意識しないで暮らしに緑が添えられて水やりしてるだけでなんだか心が少し満たされる人が多いんじゃないかな。少なくともまだまだプラントナードではない私はそっち派なのです。目に留まったかわいい子、どんな花が咲くのか気になる植物を家に持ちかえって、朝と夜で異なる葉っぱの色とか花が咲くときとかを楽しみながら一緒に暮らしている感じ。

このあいだヒヤシンスを水耕栽培したくて買ってきた。今度土を落として準備しようと思っていたら、たちまち土のまま立派な花を咲かせてしまった。「キレイ～いい香り～」とか言いながら水耕栽培への想いはどこへ飛んでいったのやら。かと思えばお隣の岩みたい植物は、休眠期のため葉を落とそうとしている。「忙しそうやなぁ、君たち」ってレゴのフラワーブーケが横目で見ながらちょっと羨ましそう。

暮らすことは「変わること」があたりまえ。植物が伸びたり枯れたり花を咲かせたりするのを楽しむように、自分の生活も移り変わりや変化も楽しみながらもっともっと自分らしく暮らしていきたいなぁと、緑の葉を見て思うのでした。