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TBS系列｜毎週金曜夜10時「恋する母たち」

2020年10月23日（金）より放送中のドラマ「恋する母たち」に美術協力を行っています。名門校に通う息子を持つ3人の母たちの迷える恋愛と友情を描いたドラマの中で、林優子（吉田羊さん）の自宅インテリアに美術協力を行っています。

美術デザイナーが語る、インテリアのポイント

「恋する母たち」の美術デザインを手掛けた雨宮さんにお話を伺いました。

美術デザインの構想段階で気を付けたことは？

リビングに入るまでの導線と息子との距離感、寝室の見え方やソファースペースとキッチンスペースの距離関係などを意識しながら家具の配置を考えました。キャリアウーマンである母・優子、主夫をしている夫・重夫、引きこもっている息子・大介、各々の性格を考えながらあまり派手な色味は使用せずにグレイッシュで全体をまとめ、北欧テイストの家具で家族のあたたかみが出るようにしました。

天井や、窓周りに木目を使用し、家具にも優しめな木目カラーを選んでいますが、色味を統一することでより空間にまとまりが出たと思います。

家具・雑貨の選定のポイントは？

構想段階でアクタスさんにご相談したのですが、先に家具を選ぶことでセットにつながるイメージのヒントになり、すんなりとイメージに合うものが見つかりました。

同時にカーテンや電飾、家電もイメージのものをご提案いただき、よりスタイリッシュに洗練された空間になりました。

今回、家具の美術セットのほぼ全てをアクタスさんにご協力いただいたことで、空間にリアルな統一感がでました。シンプルながら主張もあり、設定にとても合う素敵な家になったと思います。

カーテンに四角モチーフのグレーのレースカーテンを使用しているのですが、空間のアクセントになり部屋が引き締まって見えます。このカーテンにして良かったと思いました。

私が個人的に惚れ込んだソファ横のサイドテーブルも、思った通り空間に馴染み機能性も抜群でした。

あとは主夫の重夫は小説を書いているのですが、リビングに密やかに重夫スペースがあります。そこにRIPIAのシェルフを使用していますが、キャラクターに合った可愛らしい空間になりとても満足しています。

ストーリー以外で美術的に注目してほしい点は？

重夫の実家が与論島ということもあり、重夫のスペースや棚の上、壁など与論島で売っている小物などを飾っています。ぜひ探してみてください！

小物などセットの細かいところを見ていただくと、それぞれの登場人物の性格などが垣間見え、楽しんでいただけると思います。

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林優子の家

※2020年11月25日現在の情報です。
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