ACTUS(アクタス)

サステナビリティ

森と林の違いを
知っていますか? Do you know the difference
between a forest and a woodland?

アクタスでは「森」から採取した木を家具の材料として使うことはありません。人の手によって植樹され、人工的に育てられた「林」から伐採された木々を材料にした家具だけを販売しています。つまり森は自然発生的にできた樹木の密集地で、林は人が計画的に管理している樹木の生育地なのです。
この根底にあるのが樹木の違法伐採問題です。アクタスでは長年この問題に取り組んできました。樹木はその性質から生産地や流通過程を特定することがとても難しく、メーカーへの要請も困難を極めました。しかしながら現在では、流通過程を遡って樹木の原産地に違法性がないかを証明できるメーカーか、人工林を所有するメーカーとの取引のみを行っています。

Actus does not use trees taken from “forests” as materials for its furniture. We only sell furniture made from woods harvested from woodland planted and grown by human hands. In other words, a forest is a naturally occurring dense area of trees, while a woodland is a growing area of trees that is systematically managed by humans. This initiative by Actus originated from the problem is illegal logging of trees. Actus has been working on this issue for many years. In the past, it was difficult to identify where trees used for furniture come from and how they are distributed, even for manufactures. However, for Actus original furniture, we now only work with manufactures who can prove that the origin of the trees is not illegal, or who own plantation woodlands.

  • 家具の一生をサポート

    廃棄される家具をなくす取り組み

    Support for a Lifetime of Furniture
  • 材料を自然から
    搾取しません

    マテリアルの調達、選定について

    No exploitation of nature
  • サプライチェーンの
    とりくみ

    製造と輸送による廃棄物とCO2を削減

    Supply Chain Initiatives
  • スタッフの幸せのために

    働きやすく働き甲斐のある企業であるために

    For the happiness of our staff

TOP MASSAGE

誠実に、
美しく生きる

日本にまだ「インテリア」という言葉が浸透する前の1969年、人通りもほとんどなかった東京の青山通りに、一軒の小さな輸入家具のお店がオープンしました。これがアクタスの第一号店です。

アクタスは、26歳から28歳の若い7名でスタートした会社です。50年前の彼らは、ヨーロッパの人々の暮らしと日本人のそれとの歴然とした差を知りました。そして、「美しい生活道具や上質な家具によって、この国のライフスタイルをもっと豊かにしたい」という思いが沸き上がり、現在のヨーロッパ家具の輸入事業を始めたのです。

「人とモノとの理想的な関係は、単に消費を繰り返すのではなく、本当にいい家具とできる限り長い時間を一緒に過ごしていくことであり、多くのモノを所有することと豊かなくらしとは別のものである。」

これは、日本中が大量消費生活を謳歌し、まさにモノの豊かさによって幸福感を手に入れていたそんな時代に、豊かなくらしとは消費を繰り返すことではなく、作り手の顔が見える製品と、愛着を持って暮らすことではないかと考えていた創業メンバーからの、世の中に向けた最初のメッセージでした。

大量に
作るのではなく、
大切に作る。

愛情を持って作られた家具は、永くずっと使い続けて欲しい。使い続けることで、廃棄やリサイクルにかかる余計なエネルギーを使わない。これこそが、環境への負荷を抑制する、最もサスティナブルな行動だと考えています。そのためにまずアクタスが追求しているのは、手放さずに使い続けたいと思っていただける、「上質でタイムレスなデザイン」であることです。

その上でアクタスは、「使い続けていただくための完璧なユーザーサポート体制」、「何らかの理由で手放す必要が出た際も、アクタスが次の使い手につなぐ仕組み」、「例え廃棄するしかない場合でも、廃棄物はゴミではなく資源であるという考えの下、素材ごとに分別し、新たな家具の部材に再生する循環システム(エコ・ループ)」を構築しています。

これからも、私たちは販売した商品に最後の最後まで責任を持ち、この国に美しい暮らしと美しい生活デザインを広めるという創業メンバーの志を、しっかりと受け継いで参ります。

株式会社アクタス
代表取締役社長
村田 謙

アクタスの
サスティナビリティ年表
2004
オリジナル家具のホルムアルデヒド
放散量調査開始。
2006
廃棄物のリサイクル化推進開始。
木質材料のリサイクル始動。
2008
オリジナル家具/F☆☆☆☆シェア17%。
2009
木材の再資源化「エコループ」商標登録。
エコすることが心地よい=エココチ活動の開始。
2010
「エココチ」商標登録。
「エココチ計画」社内外へ発信。
家具の保証期間を1年から3年に延長。
2012
オリジナル家具/F☆☆☆☆シェア70%。
北欧の中古家具の輸入、リペア販売を開始。
2014
ゼロエミッション(廃棄物ゼロ)を
関東・関西エリアで達成。
2017
ゼロエミッションを
全物流拠点で達成。
2019
オリジナル家具/F☆☆☆☆シェア99%。
2021
「愛されてきた家具のこれからを作る3つの循環
システム」が
2021年グッドデザイン賞受賞。
2023
グリーンロジスティックセンター開設予定。
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