TBS火曜ドラマ「着飾る恋には理由があって」

美人広報として日々業務に追われる川口春奈さん演じる主人公（真柴くるみ）が、マンションの契約更新を忘れていたせいで、部屋を追い出され、ひょんなことからシェアハウスに。シェアハウスで暮らしていくなかで 「みんなに求められる自分」になろうと着飾った主人公が、重い鎧を脱ぎ、「本当に大切なもの」「自分らしく生きること」を見つけていきます。価値感の多様性を受け入れることが求められている今だからこそ、シェアハウス住人の多様な生き方を通して、心に響くトキメキと、少しの切なさを盛り込んだ、ラブ・ホームドラマです。

今回のセットの構想段階でまず思い浮かんだのがACTUSです。表参道にあるビンテージマンションで家主はカリスマ的フードスタイリスト。エレガントで素敵な物に囲まれた香子の家の家具は「ACTUSがぴったりだな！」と思いました。

今回のセットの顔でもある土間スペースのダイニングテーブルは、まさにイメージにぴったりの物を紹介していただきました。フードスタイリストなので作業テーブルにもなりみんなの集う場所にもなる。このテーブルはワイドが150cm〜306cmに変えられます。それに合わせる椅子はあえてバラバラにし、表情を変えています。素敵なデザインの椅子が沢山入っていますので、本編でも探してみて下さい。

美術デザイナーが語る、インテリアのポイント

美術デザイナー・雨宮里美さんにお話を伺いました。

一番気に入った棚が、リビングのヌックスペースのNYBORG SHELFです。今回は全て違うデザインのシェルフを3連で使用しています。お茶のセットを入れたり小物を入れたり、電飾を飾ることで素敵な空間を演出しています。（中央上段のガラスシェルフは現在生産を終了しております）

カウチソファ、リビングテーブルはシェアハウスの皆がリラックス出来るスペースです。背が低くてゆったりできるソファを探していたので、アクタスに相談し、こちらのソファとリビングテーブルを紹介していただきました。ソファはよく見ると三昧の生地色を使用しているので、単調でないデザインが楽しめます。

テーブルは撮影が進んで思ったのですが、ガラス天板なので部屋がより広く見え、また足元にいる家主の愛犬・こうじが良く見えてヌケが良いので、このテーブルにして正解だったと思いました。

美術的には家具の色味を揃えながらも、キッチンスペース、土間スペース、リビングスペースと、表情が変わるように壁の色味を変えたりと工夫しています。

今回のセットでは、紹介しきれない程たくさんのACTUSの家具を使用しています。陽人の部屋のデスク、香子のデスクやカウンターの椅子その他飾りで沢山椅子を飾ったりワイヤレスの照明など家具だけでなく、雑貨類や小物など沢山のお洒落がつまった素敵なセットになりましたので、ストーリーだけでなく空間も楽しみながら是非ご覧頂ければと思います。