イタリアモダンデザインの神髄
アクタス・新宿店
└ 会期|4.19 SAT. - 5.18 SUN.
時代を超えて輝く、
イタリアモダンデザインの神髄
アクタス・新宿店にて、2025年4月19日(土)~ 5月18日(日)の期間中、150年以上の歴史を誇るイタリアモダン家具のパイオニア的ブランド「Acerbis(アチェルビス)」の取り扱い開始に合わせて、同ブランドのコレクションをご覧いただけるポップアップを開催いたします。
Acerbisは、1870年にイタリア・アルビーノ地方で木工職人であったベンヴェヌート・アチェルヴィスによる小さな工房から始まりました。イタリアの中でも古い歴史を持つ家具メーカーのひとつであり、150年以上にわたり時代とともに進化しながらも、モダンデザインの本質を守り続けています。
どこか懐かしさを感じさせるレトロなデザインは、カラフルな色や素材と融合し、現代の生活空間にも溶け込むよう設計されています。1870年代から受け継がれた職人技で、技術力の高いモノづくりを大切にしながら、現代の顧客のニーズに合わせたプロダクトを生み出し続けています。
1965年には世界最大規模の家具見本市「ミラノ・サローネ」に出展し、それ以来、出展を続けている数少ないブランドです。
今回のポップアップでは、ブランドのアイコニックなアイテムと現代のエッセンスを加えた「Re-Edition」コレクションを中心に展示し、Acerbisの美学を存分に体感できる空間を演出します。
Maestro 1997
designed by Gianfranco Frattini
Maestro テーブルの特徴的なレッグは日本建築からインスピレーションを受けており、日本のモノづくりの美を想起させる直線的なディテールデザインとしています。Acerbis のアイコン的なアイテムのひとつであり、1台で空間の主役になる繊細でかつ力強い印象のダイニングテーブルになっています。彼らの丁寧で技術力の高いモノづくりだからこそ、実現したアイテムです。
Lokum 2024
designed by Sabine Marcelis
ミニマルなフォルムでシンプルなデザインの Lokum テーブルは、熟練の吹きガラス職人によって一つ一つ丁寧に作られています。琥珀色のガラスは Acerbis の象徴ともいえるレトロな印象を感じさせてくれます。周りからの光を受けて様々な表情をみせるアートピースのようなコレクションです。
Free System 1973
designed by Claudio Salocchi
1973年に、Claudia Salocchi は「操作性のあるフローリング」というコンセプトのもと、この Free System ソファを設計しました。スタンダードなソファの概念を覆す変幻自在なソファとして注目され、Acerbis のアイコン的商品として多くの場面で愛され続けています。日本の畳の考えを取り入れながら、少ないモジュールで無限の組み合わせを実現します。
Life 1975
designed by Roberto Monsani
デザインされた当時は、アクリルのシェルによって構成されていた Life ソファが、美しくカーブを描いた木材になってリマスターされました。木材とファブリックの組み合わせによって、リビング空間へしっかりと溶け込みます。掛け心地を追求した座面にはたっぷりのフェザーが詰め込まれており、ソファでの上質なくつろぎを提供します。
Axis 2009
designed by Gabriele & Oscar Buratti
建築的な要素を感じさせる Axis テーブルは、Gabriele & Oscar Buratti によって最小限で無駄のないスリムなデザインに仕上げられました。90度の角度に配置されたシャープな4本のレッグと薄くフラットな天然木の天板から構成されており、一切丸みのない直性のみで作り上げられています。ユニークなレッグの形状により、浮遊感のあるデザインながらもしっかりと安定性も兼ね備え、自由にチェアを配置できる設計になっています。
Creso 1988
designed by Lella & Massimo Vignelli
自然に形成された岩のようなベースによって、まるで彫刻のようなデザインになっている Creso テーブル。コーディネートに併せて天板とレッグとガラスや大理石、トラバーチンなどの素材を組み合わせることができます。支柱になっているメタルベースが、スリムな天板と力強いレッグという異なるデザインと、異素材をつなぐ良い役割を担っています。
Jot 1976
designed by Giotto Stoppino
バウハウスの伝統や思想を受け継ぎ、レッグには片持ち構造のスチールレッグを採用し、美しさだけではなく機能性も考慮されたデザイン。シート部分には高品質のハイドレザーを取り入れ、清潔で高級感が漂う素材感を実現しています。一本のスチールを曲げて作る巧みな技術によって生み出された弾むような掛心地と、美しいデザイン性によって Jot チェア1970年代から長年愛され続けています。
Med 1983
designed by Lodovico Acerbis / Giotto Stoppino
Lodovico Acerbis と Giotto Stoppino の協業によって作られた Med チェアは、直線的な美を重んじられてデザインされました。特徴的なレッグのデザインは、ニューヨークにあるフラットアイアンビルを彷彿とさせる前後で非対称な形状になっています。クラシックな意匠でありながらも、張地や木フレームの組み合わせによって、様々なシーンで活躍します。
Gong 1987
designed by Gianfranco Frattini
オービタルブロンズとよばれる天板の特徴的な仕上げは、銅を手作業で磨き上げることで、あえて擦れたような模様を仕上げとしております。サイズバリエーションと仕上げの組み合わせを工夫することで、照明、彫刻、グリーンを置くサイドテーブル、ソファ前のコーヒーテーブルとしても活躍します。
Menhir 1997
designed by Giotto Stoppino, Lodovico Acerbis
イギリス諸島とフランスに聳え立つ一枚岩からインスピレーションを得てデザインされました。当時は透明なガラス天板にクロームレッグと大理石とコンビネーションでしたが、時代の変化に合わせ、アクセントになるカラーを天板に採用。特徴的なキャストガラスは、波紋のような波打つ模様が他の素材との違いを生み出し、異素材の組み合わせが楽しいコレクションです。
Florian 1989
designed by Vico Magistretti
1989年に Vico Magistretti によってデザインされたものが、2021年に Acerbis のコレクションアイテムとして復刻。Acerbisの一つの特徴ともいえるグロッシーラッカーは、2層に重ね塗りすることでしっかりとした塗り厚をもちつつ、空間に溶け込むようなカラーに仕上がっています。折りたたみも可能で、生活空間のどこでも使えるオケージョナルなアイテムとしても活躍します。
|巡回スケジュール
アクタス・新宿店 2025.4.19 SAT. – 5.18 SUN.
※ショップInstagramでは最新情報をお知らせしています。
※スケジュールは予告なく変更となる場合がございます。