Columnインテリア選びや暮らしに役立つコラムをお届けします
S’s HOME
ACTUS CURTAINCOLUMN
S’s HOME
ニュートラルカラーのカーテンと多彩な家具、
それぞれが個性を引き立て合う住まい。

引っ越しの際にリノベーションしたS邸。戸建てということもあり、窓の数が多く、形状もざまざまです。入居の際に窓の大きさや向き、出入りの有無、透明か擦りガラスか、窓外の環境などを考えて、新しく揃えたというカーテン、ブラインド、シェードは、きちんと使い分けがされています。実はSさん、アクタスに入社してすぐにテキスタイル販売の担当になり、そこから多くのお客様の接客を通して深い知識を習得した、カーテンのスペシャリストでもあります。そんなSさんが選んだ、プロならではの目線でのカーテン選びをご紹介します。
Gather curtain × Lace curtain

- Gather curtain
- FABRICIA | PLAN
素材: 麻100% / 生地巾: 138cm ※取り扱い終了- Lace curtain
- KNOT | FONTAINBLEAU
素材: ポリエステル100% / 生地巾: 300cm
- Lighting
- CARAVAGGIO P2
Gather curtain
× Lace curtainお部屋の印象を左右するリビングの大きな窓を飾るのは、
麻糸をタテヨコにざっくりと織り上げた
FABRICIA(ファブリシア)のPLAN(プラン)でつくった
ギャザーカーテンと、程よく光りを通すレースカーテン
KNOT(ノット)のFONTAINBLEAU(フォンテンブロー)。
S邸の家具やラグの色とのバランスを意識して、
敢えてベージュ×ホワイトといった
ニュートラルカラーの組みあわせを選びました。
レースとドレープ、どちらも柔らかで
落ち感がある生地をセレクト。
その特性を生かし、少し長めに裾を垂らして
ラフさを出しました。
リビングダイニングに面した窓は、
外の庭への出入りのしやすさを考えて、
シェードやブラインドではなく、カーテンを採用しています。- Gather curtain
- FABRICIA | PLAN
素材: 麻100% / 生地巾: 138cm ※取り扱い終了- Lace curtain
- KNOT | FONTAINBLEAU
素材: ポリエステル100% / 生地巾: 300cm
- Lighting
- CARAVAGGIO P2
Wood blind

Wood blind
“サロン”がコンセプトのリビングには、アクタスオリジナルの
ソファブランドfive by five(ファイブバイファイブ)の
DUBBEL(デュベル)シェーズロングと
ヴィンテージのキャビネットをレイアウト。
音楽を聴いたり本を読んだりしてゆったり過ごすスペースです。
ソファ横にある腰窓にはnanik(ナニック)社の
ウッドブラインドを設置しました。
「ブラインドは上部にスラットが溜まり左右を遮らないので
視覚的に窓が広く見えることがポイント」とSさん。
また、ブラインドは羽の角度で光を調整でき、
まぶしさと暑さを解消してくれるため、
特に西日で悩まれているお客様へご紹介することが多いそう。Silhouet shade

Silhouet shade
寝室には、Sさんが以前より憧れていたというHunter Douglas(ハンターダグラス)社の
シルエットシェード・グレー色を左右対称の窓に設置しました。
このシェードのメリットは、羽をひらくとレースのように透け、
閉じると透けないドレープの役割を切り替えられること。
プライバシーを守りながら、自然光を取り入れることができる優秀なアイテムです。
高台に位置するS邸は2階からの見晴らしがよく、
シェードの合間から夕日が落ちる瞬間を見ることができるそう!
S邸のように、室内から景観を楽しみたい方へおすすめです。Casement

Casement
デンマーク・eilersen(アイラーセン)社の
STREAMLINE(ストリームライン)ソファをレイアウトした
2階のフリースペースには、
懐かしさを感じる摺りガラスの大きめの腰窓があります。
こちらには、レースより透けにくいケースメントを採用。
FABRICIA(ファブリシア)の
ALLONGE(アロンジェ)という生地を一枚吊りにしています。
ケースメントの選択は、外からの視線が
あまり気にならない摺りガラスの窓ならでは。
ブラインドと悩んだそうですが、
窓枠はカーテンレール一本分と奥行きが浅く、圧迫感なく
設置できるケースメントが結果的にベストでした、とSさん。
WHAT’S MORE

ダイニングにある腰窓は、リビングと同じ
nanik(ナニック)社のウッドブラインド。
ブラインドを閉じたときに、壁と面合わせに
することで見た目も美しくなりました。
S邸のリビングダイニングを見渡すと
ホワイトオーク材、チーク材など
家具には多彩な木材が使われていますが、
ウッドブラインドのカラーは
床材に近い色を選んだことで、
空間全体が統一された印象になっています。