ACTUS(アクタス)

Columnインテリア選びや暮らしに役立つコラムをお届けします

I’s HOME

ACTUS CURTAINCOLUMN

I’s HOME

季節の移ろいを感じる窓辺と
趣あるヨーロッパ家具がたたずむ、
お宿をコンセプトにした住まい。

玄関からステップを抜けた先には、イタリアデザインの大きなソファ、希少性の高いライト、独身時代からご夫妻が買い集めた家具がバランスよく収まっています。室内で自然を感じながら暮らすために、窓は家の内と外をつなぐ役割ととらえ、季節の移ろいや光の入り方が感じられるウィンドートリートメントにこだわりました。
  • Total coordination

    Total
    coordination

    高台にある築35年のマンションに暮らす、Iさんご夫妻。
    最寄り駅からは遠いものの、周辺は静かで自然豊かな環境です。
    2人の子どもに恵まれ、賃貸を卒業しようかと考えているときに
    偶然巡り合ったそう。敷地内の桜も決め手になりました。
    マンションの敷地が段々畑のようになっているため
    室内にある階段が気に入っているそう。
    もともとアートや建築、インテリアを見て歩くことが好きな
    Iさんご夫妻、「自分たちが家を持つときには、
    お宿のようにワクワクする空間をつくりたい」と
    室内をリノベーションしました。

    〈 写真上 〉
    Dining table
    Fritz Hansen | FH3600 
    ※現在、取扱しておりません。
    Chair
    ( 写真奥から時計回りに )
    Fritz Hansen | 3107 chair
    ※該当カラーは取扱しておりません。
    PP Mobler | PP701 chair
    Stokke | トリップ トラップ チェア
    Lighting
    Louis Poulsen | PH SNOWBALL
    〈 写真下 〉
    Chair
    Fritz Hansen | PK22
  • Lace Curtain

    Lace curtain
    ( 外側 )creation baumann | Sinfonia Ⅶ 203 *商品詳細はお近くのアクタス店舗まで
    ( 内側 )creation baumann | Sinfonia CS PIANO 132 *商品詳細はお近くのアクタス店舗まで

    Lace Curtain

    バルコニーに面した家の中で一番大きな窓には、
    Baumann(バウマン)のSinfonia(シンフォニア)
    シリーズから2種のレースをセレクト。
    厚手のドレープではなく、
    レースカーテンを2枚吊るした珍しいセレクトです。
    「日光を通した時の色の出方が優しく、部屋の雰囲気が
    ふんわりとあたたかくなるところが気に入っています。」
    とIさんは語ります。
    ポリエステル100%の素材でしっとりとした手触りが特徴で、
    日に透けると生地自体の折り目がうっすらと浮かび上がるそう。
    裾には全体のシルエットを綺麗に見せる
    ウェイトテープ加工がされています。
    内(部屋)側のストライプカーテンは
    2倍ひだでドレープが強くなることを想定し、色の変化が
    わかりやすくなるよう配色の割合を選んだとのこと。
    耐久性に優れており、
    3年経った今も退色を感じられないほどです。
    育てている観葉植物の自然な色味に溶け込みやすいよう、
    カーテンを選んでいる点もさすがです。

    Lace curtain
    ( 外側 )
    creation baumann | Sinfonia Ⅶ 203
    *商品詳細はお近くのアクタス店舗まで
    ( 内側 )
    creation baumann | Sinfonia CS PIANO 132
    *商品詳細はお近くのアクタス店舗まで
  • Wood blind

    Wood blind

    大きな山桜がすぐそこまで迫る出窓は、羽の角度調節で外の景色を感じることができるウッドブラインドを選びました。
    人目も気にならない場所なので、内と外をしっかり遮断する必要はないと考え、設計の段階から家の植物たちの場所として計画。
    ブラインドをおろして羽を開いた時のラインの出方が好みで、家を持つときはどこかの窓にブラインドを入れたいと考えていたそうです。
    ウッド素材で窓から見える緑との色合いが良く、出窓の面積も広いので天気の悪い日も明るく保つことができます。
    また、素材がしっかりしているので、閉じて拭くことができお手入れしやすいのもポイント。
    日当たり良好な日中もあたたかいこの場所には、陽光を好み温かい気候に適する観葉植物を置いています。
    出窓に飾ったコロンとしてかわいらしいSHOEMAKER スツールは、出産祝いでいただいたもの。
    たまにお子さんが休憩する際、下して座っているだとか。
    ブラインドは、Nanic(ナニック)シリーズ のウッドブラインドです。

  • ベッドでほぼ埋まっている寝室はデザイン性と「休む」という実用性を兼ね備えたお部屋。
    そのため、小さめの窓にはカーテンよりもシンプルな空間を作りやすい
    Nanic(ナニック)の ウッドブラインドをセレクトしました。
    ブラインドとしての存在感を抑え壁のネイビー色とも馴染みやすい
    ウォールナット素材を取り入れる工夫をしています。
    リビングとは逆に締め切った時に光をしっかりと遮断し、
    部屋の照度や基本的な色のトーンをおとしているのもポイントです。
    床には足ざわりの良いウールカーペットを敷き、随所に「お宿」を感じさせます。

WHAT’S MORE

キッチンの延長にある、
自由なディスプレイスペース。
お子さんの写真を中心に思い出のものを飾ってみたり、
公園で拾ってきたどんぐりや松ぼっくりも
コレクションのひとつです。Iさん曰く
「できるだけごちゃっとしてしまわないように色を
抑えています。飾るものそれぞれにエピソードが
あるので、この時はこんなことがあったよねと
見るたびに思い出してほっこりした気持ちになれます。」
とのこと。お家愛と家族愛にあふれてますね。