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ソファのメンテナンス方法|ACTUS(アクタス)

ソファのメンテナンス方法

使い方によっては、高いソファも1年でぼろぼろになることもあります。ちょっとしたコツで、
ソファの耐久性は断然変わってくるのです。ご自身でできるメンテナンス方法を、
ファブリックソファ、レザーソファ別にお教えします!

レザーソファのメンテナンス

 レザーは仕上げの方法によってメンテナンス方法が変わってきますので、
ここでは、アクタスでのお取り扱いが多いセミアニリンレザーの場合のお手入れ方法をご紹介しています。
なお、顔料レザーについても同様のお手入れをしていただけます。

※アニリンレザー・・・なめしの段階でアニリンという染料で革に色付けを施したレザー
※セミアニリンレザー・・・アニリンレザーの表面に顔料を少々加えたレザー
※顔料レザー・・・革の表面に顔料を乗せて色付けを施したレザー

日々のお手入れ

 お部屋に舞うチリやホコリはソファの上にも積もっています。革も呼吸していますから、こまめに掃除機で表面のホコリを吸い取ってあげましょう。

 その後柔らかい布でやさしく乾拭きしてください。強くこすると革の表面を傷つけ、汚れを毛穴の奥に押し込むことになるのでご注意を。

半年に1度は、本格的なメンテナンスを!

 レザークリーナーで汚れをふき取り、その後にプロテクターで保湿を行うことによって、革の劣化を防ぐことが出来ます。人が触れる肘掛部分と、シートのひざ裏が当たる部分は特に念入りにお手入れしてあげてくださいね。

 なお、フルアニリンレザーの場合には、レザークリーナーやプロテクションクリームがシミの原因になります。お手入れの際は、綺麗な布での乾拭きのみとしてください。

ファブリックソファのメンテナンス

ファブリックのメンテナンスは、基本的には全て同じお手入れでOKです。
クリーニングが出来るよう、カバーリングタイプのソファを選ぶと、
メンテナンスがしやすくなります。

日々のお手入れ

 ファブリックの場合には、汚れる前にファブリックプロテクターを使用するのがオススメです。スプレータイプの、ご自分で出来るものも販売していますので、ぜひ活用してください。また、レザーと同様にこまめに掃除機で表面のホコリを吸い取りましょう。

 ファブリックはご使用に応じて表面の繊維にクセやシワが付くことがあります。その場合、洋服ブラシで布の表面の繊維を起こすようにブラッシングしてください。

カバーリングタイプはクリーニングを

 カバーリングタイプのファブリックソファは、生地にもよりますが基本的には布を外してクリーニングが出来ます。汚れがひどいときにはカバーを外して、洗濯表示に従ってクリーニングにお出しください。

 本体フレームに関しては、しっかりとフレームに添うようにカバーが掛かっておりご自身では掛け替えが難しい場合もあります。その場合には配送員が有料で掛け替えに伺うサービスもありますので、スタッフまでご相談ください。

 また、フレームのカバーが縮んでしまうと二度と掛けられなくなる場合も!ご自宅でお洗濯される場合には、くれぐれもご注意ください。

共通のお手入れ

レザーソファ、ファブリックソファともに共通している
お手入れ方法をご紹介します。

中材は毎日叩いてふっくら長持ち。

 ソファに座るとき、私たちは自然といつも同じ場所に座っているものです。もっとも簡単なお手入れは、へこんだシートや背もたれ部分のクッションを軽くたたいてあげること。空気を入れてあげるだけでかなりふっくらとします。カバーを外して、クッション中材の形を整えてあげるとなお良いですよ!

 羽毛の入ったクッションであれば、陰干ししてあげると凹みが復活します。シートクッションを外せるものは、ローテーションで左右を入れ替えるのも効果的ですよ。

汚れる前に守る、がポイント。

 レザーソファもファブリックソファも、汚れないようにお使いいただくのが一番。手軽な方法は、ご使用前にプロテクション加工を施すことです。ご自分で出来る「ファブリックプロテクター」や「レザークリーナー&プロテクターキット」を販売していますので、大切なソファを汚してしまう前に使ってあげてください。

 ちょっと面倒に思われる場合にはプロに任せる方法もあります。アクタスの「インテリアガード」は、ご購入いただいたソファにプロテクションをかけてからお届けします。汚れや乾燥に加え、紫外線もカットするので色褪せも防ぎます。

インテリアガードやメンテナンスキットについてはこちら >

ちょっとした日常のお手入れで、ソファは格段に長持ちします。
日頃の感謝の気持ちを込めて丁寧にメンテナンスしてあげてくださいね!